うる・む【潤む】
[動マ五(四)] 1 湿りけを帯びる。また、水分を帯びて、くもったようになる。物の輪郭がぼやける。「霧に—・む町の灯」 2 目に涙がにじむ。「目が—・む」 3 涙で声がはっきりしなくなる。涙声に...
うわ‐かわ【上皮】
1 物の表面を覆うもの。うわっかわ。うわおおい。外被。「ミルクの—をすくう」 2 表面を覆う皮膚。表皮(ひょうひ)。
エクリン‐せん【エクリン腺】
《eccrine gland》汗腺の一。全身の皮膚に分布し、日本人で200万〜500万個あるといわれる。180万〜280万個が常時働いて、発汗により体熱の放散を行う。
エス‐ジェー‐エス【SJS】
《Stevens-Johnson syndrome》⇒皮膚粘膜眼症候群
エッチ‐エル‐エー【HLA】
《human leukocyte antigen》ヒト白血球抗原。免疫を担当する。組織適合抗原ともいい、皮膚・臓器移植の際には患者とドナー(提供者)とで一致していないと拒絶反応を起こす。
エッチ‐ピー‐ブイ【HPV】
《human papilloma virus》ウイルスの一種。ヒトの子宮頸がん・食道がんで検出率が高く、その原因ウイルスとされる。皮膚や粘膜に感染し、パピローマまたは乳頭腫とよばれるいぼを形成す...
エヌ‐エム‐エフ【NMF】
《natural moisturizing factor》天然保湿因子。アミノ酸などの水溶性の物質で、皮膚の角質層の水分を保つ働きをしている。
エフ‐ジー‐エフ【FGF】
《fibroblast growth factor》線維芽細胞増殖因子。このうち、ヒト塩基性線維芽細胞増殖因子は褥瘡(じょくそう)、皮膚潰瘍の治療剤として利用されている。
エモリエント‐こうか【エモリエント効果】
《emollient effect;emollientは、皮膚を軟化させるの意》化粧などで、皮膚に潤いと柔軟性、栄養分を保たせる効果をいう。
エリテマトーデス【(ドイツ)Erythematodes】
顔面などに生じる紅斑(エリテマ)を主症状とする疾患。膠原病(こうげんびょう)の一。急性で全身がおかされるものと、慢性で皮膚に限局して円形の紅斑が現れるものとがある。紅斑性狼瘡(ろうそう)。→全身...