カテキュー【catechu】
タンニンを含有する植物の樹皮から水で抽出したエキス。赤褐色ないし黒色の物質。防腐性があり、染色などに用いる。カッチ。
かなくぎ‐の‐き【金釘の樹】
クスノキ科の落葉小高木。山地に生え、樹皮は黄白色で、老樹でははがれやすく、鹿の子模様となる。葉は細長く、裏面はやや白い。雌雄異株で、晩春、淡黄色の小花が集まってつく。実は赤く熟す。
カナディエンヌ【(フランス)canadienne】
毛皮を裏張りした七分丈の防寒用のコート。カナダ人が狩猟などの際に着用する上着に由来する。
か‐にく【果肉】
果実の皮と種子との間にある肉質の部分。
かに‐むし【蟹虫/擬蠍】
蛛形(ちゅけい)綱カニムシ目の節足動物の総称。体長2〜3ミリで、サソリに似るが、尾部はない。触肢はカニのはさみに似て大きい。落ち葉や樹皮の下などにすむ。あとしざり。
かにわ【樺/桜皮】
シラカバの古名か。この木の皮を刀や弓の柄に巻いたり、舟や器物に巻いたという。「—巻き作れる舟に」〈万・九四二〉
カヌー【canoe】
舵(かじ)や竜骨のない小舟。木の幹をくりぬいた丸木舟や、枠組に獣皮や樹皮を張ったものなどがある。競技用のカヌーは後者が原型。
かねみゆしょう‐じけん【カネミ油症事件】
昭和43年(1968)10月に、西日本を中心に発生した、カネミ倉庫社(福岡県北九州市)製の食用米ぬか油による食中毒事件。脱臭工程で熱媒体として用いたPCBが製品に混入し、加熱によりダイオキシンの...
か‐ば【河馬】
偶蹄(ぐうてい)目カバ科の哺乳類。アフリカの川や湖・沼などにすみ、体高1.5メートル、体長4.2メートル、体重4トンに達する。皮膚は厚くて毛が少なく、口が大きく、4本の足指の間に小さな水かきをも...
かば‐の‐あぶら【樺の油】
シラカバの樹皮などを乾留したのちに蒸留して得られる芳香油。新しいものは黄色透明で、皮革の仕上げや消毒剤に用いる。