い‐り【遺利】
人が取り残している利益。こぼれた利益。「手探りで—を拾得しようとしている『落ち穂拾い』にも」〈寅彦・ルクレチウスと科学〉
いりあい‐けん【入会権】
一定の山林原野または漁場に対して、特定地域に居住する住民が、平等に利用、収益しうる慣習法上の権利。
いりょう‐ほうじん【医療法人】
医療法に基づく公益法人として認められた病院または診療所。
いれ‐じち【入れ質】
中世に広く行われた不動産質入れの形式の一。金銭・米などを借りるとき、担保として質入れされた不動産は質取人(債権者)が自分で領有し、これから上がる利益を収得する権利をもつもの。→差し質
いれ‐ぶつじ【入れ仏事】
1 費用を出して、一切を寺に任せて営む法事。「すぐに菩提寺に詣で、—の供養」〈浮・新色五巻書・一〉 2 費用を出すだけで、利益の戻らないこと。むだな出費。「判を押させた百両の金も養家へ—」〈人・...
いろ‐だか【色高】
江戸時代の雑税の一。クワ・コウゾ・ウルシなどの栽培によって、田畑以外の山野・河海などからの収益があるとき、これを高に算定して村高に組み入れたもの。
いわみ‐くうこう【石見空港】
島根県益田市にある空港。地方管理空港の一。平成5年(1993)開港。愛称、萩石見空港。
夷(い)を以(もっ)て夷(い)を制(せい)す
《「後漢書」鄧禹伝から》外国を利用して他の国を抑え、自国は戦わずに利益を収め、安全を図る。夷を以て夷を攻(せ)む。以夷制夷(いいせいい)。
いん‐しん【陰森】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 樹木が生い茂って暗いさま。「—として、日を蔽う森の梢を仰ぎ見て」〈魯庵・社会百面相〉 2 薄暗くてもの寂しいさま。「さらぬだに—たる夜色は益す冥(くら)く」〈...
インタレスト【interest】
1 興味。関心。 2 利益。利害関係。 3 利子。