り‐けん【利権】
利益を得る権利。特に、業者が政治家や役人と結託して獲得する権益。「—がからむ」
りけん‐せいじ【利権政治】
贈収賄や公共事業発注の際の談合行為など、業者と政治家が結託して大きな利益を得ることが横行している政治。
り‐こ【利己】
自分の利益だけを考え、他人のことは顧みないこと。「—の心」
りこ‐しゅぎ【利己主義】
社会や他人のことを考えず、自分の利益や快楽だけを追求する考え方。また、他人の迷惑を考えずわがまま勝手に振る舞うやり方。エゴイズム。「—者」
りこ‐てき【利己的】
[形動]自分の利益だけを追求しようとするさま。「—な生き方」「—な態度」
りこてき‐いでんし【利己的遺伝子】
英国の生物学者R=ドーキンスが、C=ダーウィンの進化論における自然選択を、個体ではなく遺伝子の視点から捉えなおすことを強調するために用いた比喩的表現。不妊の働きバチの利他的行動が、個体の生存では...
り‐ざや【利鞘】
取引で、売値と買値の差額によって生じる利益金。マージン。「—を稼ぐ」
りし‐しょとく【利子所得】
公社債や預貯金の利子、および合同運用信託などの収益の分配による所得。
り‐しょう【利生】
《「利益(りやく)衆生」の意》仏語。仏・菩薩(ぼさつ)が衆生に利益を与えること。また、その利益。
りしょう‐ほうべん【利生方便】
仏語。仏・菩薩が衆生に利益を与える手だてを講じること。