さし‐あゆ・む【差し歩む】
[動マ四]あるく。歩行する。「紅梅のただいま盛りなる下より—・みたるに」〈かげろふ・下〉
さだ【時】
時機。また、盛りの年齢。→時(さだ)過ぐ
さだすぎ‐びと【時過ぎ人】
盛りの年齢を過ぎた人。「—をも…いたくな軽め給ひそ」〈源・若菜下〉
さだ‐す・ぐ【時過ぐ】
[動ガ上二] 1 時機を失する。「沖つ波辺波の来寄る左太の浦のこの—・ぎて後恋ひむかも」〈万・二七三二〉 2 盛りの年齢を過ぎる。「いと—・ぎ、ふるぶるしき人の」〈枕・八三〉
さはち‐りょうり【皿鉢料理】
生物(なまもの)とよぶ刺身やたたき、組み物とよぶ鮨(すし)、煮物、焼き物などを大皿に盛り合わせたもの。高知県の代表的な郷土料理で、主として宴会用。さわちりょうり。
さびあげ‐まきえ【錆上げ蒔絵】
錆漆(さびうるし)で肉を高く盛り上げた高蒔絵。錆上げ高蒔絵。
さび‐うるし【錆漆】
水で練った砥粉(とのこ)に生漆(きうるし)をまぜたもの。漆塗りの下地のほか、絵模様の輪郭を描いたり、肉を盛り上げたりするのに用いる。さび。
さぶ・し【寂し/淋し】
[形シク]《動詞「さ(荒)ぶ」の形容詞化で、「さびし(さびしい)」の古形》本来あるはずのものが欠けていて、気持ちが満たされない。心楽しくない。さびしい。「桜花今そ盛りと人は言へど我は—・しも君と...
さ‐まよ・う【さ迷う/彷徨う】
[動ワ五(ハ四)] 1 あてもなく歩きまわる。また、迷って歩きまわる。「盛り場を—・う」「奥深い山中を—・う」 2 1か所にとどまらず、あちこち動く。「生死の境を—・う」「雲が空を—・う」 3 ...
さら‐うどん【皿饂飩】
北九州地方の郷土料理。細いうどんを揚げたり炒(いた)めたりして皿に盛り、肉・野菜などの具を炒めてのせたもの。