めじろ‐ほおずき【目白酸漿】
ナス科の多年草。暖地の海岸近くに生え、高さ50〜90センチ。茎の下部は木質化する。葉は長卵形で互生する。8〜10月、白い花を下向きに開き、実は球形で赤く熟す。
めすり‐なます【目擦り膾】
《「目擦り」は、カエルが目をこするという俗説から》カエルを熱湯に入れて皮をむき、芥子酢(からしず)であえた昔の料理。
め‐ずき【目好き】
見て気に入ること。また、そのもの。「当世、女は丸顔、桜色、万事—に」〈浮・一代男・三〉
め‐せき【目塞き】
「目塞き編み笠」の略。
めせき‐あみがさ【目塞き編み笠】
江戸時代、藺(い)で編んだ、目に当たる所にすきまのある深い編み笠。人目をさけ、顔を隠すのに用いた。めせきがさ。
めせき‐がき【目塞き垣】
穂がついたままの若竹を、透き間なく並べて作った垣。笹穂垣。
めせき‐がさ【目塞き笠】
「目塞き編み笠」に同じ。
め‐せん【目線】
1 《映画・演劇などで用いる語から》視線のこと。「—が合う」「—をそらす」「カメラ—」 2 その立場における、ものの考え方やとらえ方。「消費者の—から情報を発信する」「国民—」「子供—」「上から...
め‐せんりょう【目千両】
千両もの価値のある魅力的な目。特に、俳優についていう。
め‐たた・く【瞬く/目叩く】
[動カ四]まばたきをする。またたく。「八蔵が首打ち落とせし早業は—・く間の稲妻なり」〈浄・丹波与作〉