さい‐の‐め【采の目/賽の目】
1 さいころの六つの面に記してある、一から六までの点。 2 さいころ程度の小さな立方体。「豆腐を—に切る」
さい‐め【際目/境目】
さかいめ。土地の境界。「甲斐と越後の領分に分けて立てたる—の場所」〈浄・廿四孝〉
さい‐もく【細目】
細かい点について規定してある項目。「規則の—を定める」
さかい‐め【境目】
境となる所。相接する所。分かれ目。「人道と車道の—」「及落の—にいる」
さか‐め【逆目】
1 目尻をつり上げること。 2 材木の木目が逆になっていること。
さがな‐め【さがな目】
意地の悪い目。あらさがしをする目。「翁(おきな)らが—にも、ただ人とは見えさせ給はざめり」〈大鏡・道長上〉
さがり‐め【下がり目】
1 目尻の下がっている目。たれめ。⇔上がり目。 2 物事の勢いが衰える傾向にあること。下がり口。「彼の評判はこのところ—だ」「生糸相場は—だ」⇔上がり目。
さけ‐め【裂け目】
1 裂けた所。亀裂の入っている部分。 2 馬の口の裂けた所。くつわがかり。
ささら‐め【簓目】
瓦の裏に滑り止めのためにつけてある横筋。焼く前に、簓3で筋目を刻みつける。
さる‐め【猿目】
猿の落ちつかない目つきのように、ひそかに人のようすを盗み見る目つき。