じき‐らん【直覧】
親しく直接に御覧になること。手紙や文書の脇付(わきづけ)に用いる。
じき‐りょう【直領】
主君が直接に支配する領地。
じき‐ろ【直路】
「直道(じきどう)1」に同じ。
じき‐わ【直話】
その人が直接にする話。また、直接聞いた話。「経験者の—」
じっきん‐しゅう【昵近衆】
1 昔、貴人のそばに召し使われて雑用をしていた者。近習(きんじゅ)。側役(そばやく)。 2 (「直近衆」とも書く)武家時代、将軍またはその使者が上洛したときの接待役。
すぐ【直ぐ】
[形動][文][ナリ] 1 物の形などが、直線的で曲がっていないさま。「百折れ千折れ、五間とは—に続かぬ坂道を」〈漱石・虞美人草〉 2 人の性質などがまっすぐであるさま。正直。すなお。「—な心...
すぐ‐さま【直ぐ様】
[副]時間的に間を置かないさま。ただちに。即刻。「連絡が入って—出動する」
すぐ‐と【直ぐと】
[副] 1 時間を置かないさま。ただちに。「—飽きてしまった」 2 間を隔てず直接なさま。じかに。
すぐ‐どおり【直ぐ通り】
立ち寄らないで通りすぎること。素通り。「人の一たびは、—のならぬ巷(ちまた)ぞかし」〈浮・敗毒散・四〉
すぐな‐もじ【直ぐな文字】
平仮名の「し」の字。形がまっすぐであるところからいう。→二つ文字「二つ文字牛の角文字—ゆがみ文字とぞ君は覚ゆる」〈徒然・六二〉