わたり‐あ・う【渡り合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 相手になって戦う。「真剣で—・う」「格上のチームと互角に—・う」 2 言葉をやりとりして激しく議論する。論戦する。「議会で与野党が—・う」
わ‐とう【我党/和党】
[代]二人称の人代名詞。複数の相手に向かって親愛の気持ち、または軽んじる気持ちをこめて用いる語。おまえたち。「やや、—連歌だにつかぬとつきたるぞかし」〈宇治拾遺・一四〉
わ‐どの【我殿/和殿】
[代]《「わとの」とも》二人称の人代名詞。対等以下の相手に向かって親愛の気持ちをこめて用いる語。そなた。「我は千鳥といふ女、—に請けたる恩はなし」〈浄・女護島〉
わ‐ひと【我人/和人】
[代]二人称の人代名詞。相手に向かって親愛の気持ち、または軽んじる気持ちをこめて用いる。「わひとども」の形で複数の相手に向かっていうことが多いが、単数の相手にもいう。そなた。おまえ。「さて—ども...
わ・びる【詫びる】
[動バ上一][文]わ・ぶ[バ上二]《「侘びる」と同語源》自分の非を認めて、相手の許しを請う。あやまる。「非礼を—・びる」 →謝(あやま)る[用法]
わ‐みこと【我尊/和尊】
[代]二人称の人代名詞。相手に向かって、親愛の気持ち、また軽い敬意をこめて用いる語。わぎみ。「此の立てる榲(すぎ)の木は、—の目には見ゆやと」〈今昔・二七・三七〉
わら・う【笑う】
[動ワ五(ハ四)] 1 喜び・うれしさ・おかしさ・照れくささなどの気持ちから、顔の表情をくずす。また、そうした気持ちで声を立てる。「腹を抱えて—・う」「目だけが—・っている」 2 (「嗤う」とも...
わら‐にんぎょう【藁人形】
わらで作った人形。おもちゃとしてのほかに、実際の人間の代わりに傷つけて相手を呪(のろ)うのにも用いる。
わらわ・せる【笑わせる】
[動サ下一][文]わらは・す[サ下二] 1 相手が笑うように仕向ける。「冗談で人を—・せる」 2 軽蔑・嘲笑(ちょうしょう)に値することである。人をあざけって使う。「あいつが学者だなんて、全く—...
わり‐だし【割(り)出し】
1 割り出すこと。「原価の—を急ぐ」 2 結論を出すこと。「犯人の—に全力を注ぐ」 3 裁縫で、ある部分の寸法から他の部分の寸法を算出すること。 4 相撲のきまり手の一。片手でまわしを引き、他方...