さなだ‐むし【真田虫/条虫】
条虫(じょうちゅう)の俗称。平たい体節部が真田紐に似る。
さなだ‐やま【真田山】
大阪市天王寺区の地名。大阪城の南にあり、大坂冬の陣に真田幸村が陣を築いた地。宰相山(さいしようやま)。
さね‐かずら【真葛/実葛】
[名]マツブサ科の蔓性(つるせい)の常緑低木。暖地の山野に自生。葉は楕円形で先がとがり、つやがある。雌雄異株で、夏、黄白色の花をつけ、実は熟すと赤くなる。樹液で髪を整えたので、美男葛(びなんか...
さ‐みず【真水/素水】
混じりけのない水。まみず。「—で洗ふがよい」〈伎・利生深川〉
しん【真】
1 うそや偽りでないこと。にせものでないこと。本当。真実。ほんもの。「—の芸術」「—の勇気」 2 まじりけがないこと。本来の意味どおりであること。「—の紅」「—の正方形」 3 道理として正しいこ...
しん【真〔眞〕】
[音]シン(呉)(漢) [訓]ま まこと [学習漢字]3年 〈シン〉 1 うそのないこと。本当。まこと。「真意・真価・真偽・真剣・真実・真正・真相・真理/写真・正真(しょうしん)・迫真」 2 ...
しん‐い【真意】
本当の気持ち・意向。また、本当の意味。「—をくみとる」「—を探る」
しん‐いん【真因】
本当の原因。「事故の—をつきとめる」
しん‐うち【真打/心打】
1 寄席で最後に出演する、技量が最上級の人。また、落語家・講談師などの最高の資格。しん。→前座 →二つ目 2 (比喩的に)もっとも実力や人気のある人。「一発サヨナラの場面で—登場」
しん‐えい【真影】
実物そっくりに表した絵姿。また、肖像写真。「祖師の—」→御真影(ごしんえい)