まね‐ご【真似碁】
囲碁で、相手の着手をまねて、それと対称の点に自分の石を打つこと。また、そのような碁。
まね‐ごと【真似事】
1 まねてすること。物まね。 2 本格的でなく、物まね程度に行う物事。多く、相手にへりくだっていう。「素人が商売の—をする」
ま・ねる【真似る】
[動ナ下一][文]ま・ぬ[ナ下二]他の人や物に似せる。まねをする。模倣する。「父親の口ぶりを—・ねる」「文体を—・ねる」
まの【真野】
新潟県、佐渡島南西部の地名。真野湾の東岸にある。佐渡国分寺跡や順徳上皇火葬塚などがある。 滋賀県大津市北部の地名。琵琶湖最狭部の西岸にある。[歌枕]「吹き下ろす比良山風や寒からむ—の浦人衣う...
まの‐の‐いりえ【真野の入江】
滋賀県大津市堅田町真野の、真野川が琵琶湖に注ぐ所にあった入り江。[歌枕]「鶉(うづら)鳴く—の浜風に尾花なみよる秋の夕暮」〈金葉・秋〉
まの‐の‐かやはら【真野の萱原】
福島県南相馬市鹿島地区の、真野川沿いの地。[歌枕]「陸奥(みちのく)の—遠けども面影にして見ゆといふものを」〈万・三九六〉
ま‐はぜ【真鯊】
ハゼ科の海水魚。河口域の砂泥地にすみ、全長約25センチ。体色は砂色で不明瞭な暗色斑がある。春にトンネル状の巣を作り産卵する。釣りの対象。美味。はぜ。
ま‐はた【真羽太】
スズキ科の海水魚。沿岸の岩礁の間にすむ。全長約90センチ。体は長楕円形で側扁し、口が大きい。体色は紫がかった灰褐色で7本の暗褐色の横帯があるが、成魚になると不明瞭になる。本州中部以南に分布。食用。
ま‐はだか【真裸】
[名・形動]「まっぱだか」に同じ。「—かと思われる薄色の肉襦袢に」〈荷風・ふらんす物語〉
ま‐はに【真赤土/真埴】
はにの美称。「大和の宇陀(うだ)の—のさ丹(に)つかばそこもか人の我(わ)を言(こと)なさむ」〈万・一三七六〉