ドライ‐アイ【dry eye】
涙液の減少や乾燥により、眼球の表面の状態が悪くなる病気。目が疲れやすい、目がごろごろして痛む、まぶしくて目が開けられないなど、さまざまな症状がある。高齢者に多い疾患であったが、パソコン画面を見続...
ない‐がんきん【内眼筋】
眼球の内部にある瞳孔括約筋・瞳孔散大筋・毛様体筋の総称。瞳孔括約筋・瞳孔散大筋は瞳孔の大きさを変化させて、眼に入る光の量を調節する。毛様体筋は水晶体の厚さを変化させて、網膜に像を結ぶように焦点距...
ないし‐げんしょう【内視現象】
眼球内に起因する視覚現象。外界の対象によらず、硝子体(しょうしたい)や網膜の生理的要因によって生じる現象であり、眼球を圧迫したときに見える眼内閃光や飛蚊(ひぶん)症が知られる。
ないそく‐ちょくきん【内側直筋】
外眼筋の一つ。眼窩(がんか)の後端にある総腱輪(そうけんりん)の内側面から起こり、眼球の内側で強膜につく。眼球を内側に動かす。内直筋。
なみだ【涙/涕/泪】
1 涙腺(るいせん)から分泌される液体。眼球をうるおし、異物を洗い流す作用がある。刺激や感動で分泌が盛んになる。「—がこぼれる」「—を浮かべる」 2 涙を流すこと。泣くこと。「聞くも—、語るも—...
はく‐せい【剝製】
鳥獣の肉や内臓を取り除き綿・麻などを詰めて、防虫・防腐処理をし、生きているときの外形を保つように作ること。また、そのもの。 [補説]骨・内臓などを取って表皮だけにしたものに人造の骨・眼球などを入...
はくひ‐しょう【白皮症】
先天的にメラニン色素が欠乏しているため、皮膚・毛髪・眼球などが白く見える状態。白子(しろこ)。
はらだ‐びょう【原田病】
眼球のぶどう膜・皮膚・内耳など色素細胞がある組織に炎症を起こす全身性疾患。両眼の視力低下・耳鳴りなどが起こり、白髪や皮膚に白斑がみられる。メラノサイトを攻撃する自己免疫疾患と考えられている。大正...
バセドー‐びょう【バセドー病】
甲状腺の機能の亢進(こうしん)による、甲状腺の腫(は)れ、頻脈、眼球突出を主症状とする病気。自己免疫疾患と考えられている。20〜30歳代の女性に多い。報告者の医師バセドーにちなむ命名。バセドーよ...
パンクラチオン【(ギリシャ)pancration】
古代ギリシャのオリンピックで行われた総合格闘技。選手は全裸で体に油を塗り、眼球への攻撃・噛みつき以外はすべて認められたという。勝敗は片方が倒れるか降参するかで決まる。形を変えたものを現代オリンピ...