けん‐ばん【瞼板】
上下のまぶたの内部にある、線維性結合組織の板。コラーゲン線維のかたまりで、硬く弾力性があり、まぶたの支持構造を形成する。内部にマイボーム腺がある。眼瞼板。
けんばん‐せん【瞼板腺】
⇒マイボーム腺
けん‐れつ【瞼裂】
⇒眼瞼裂
けんれつ‐はん【瞼裂斑】
結膜(白目)にできる黄色いしみのような隆起。紫外線やコンタクトレンズによる慢性的な刺激によって起こる。 [補説]「瞼裂」とは、上下のまぶたのあいだのこと。目を開いたときに外から見える眼球の部分で...
ま‐な‐ぶた【瞼】
《「目(ま)の蓋(ふた)」の意》まぶた。「波羅門の作れる小田を食(は)む烏(からす)—腫れて幡桙(はたほこ)に居り」〈万・三八五六〉
ま‐ぶた【瞼/目蓋】
《目のふたの意》眼球をおおって開いたり閉じたりする皮膚。眼瞼(がんけん)。まなぶた。まぶち。「—が重くなる」
瞼(まぶた)が重(おも)くな・る
眠くなる。眠気をもよおす。「腹がふくれると—・る」
まぶた‐の‐はは【瞼の母】
記憶に残っている母のおもかげ。 [補説]作品名別項。→瞼の母
まぶたのはは【瞼の母】
長谷川伸の戯曲。幼い頃に生き別れた母を探すやくざの忠太郎の物語。昭和5年(1930)雑誌「騒人」に発表。昭和6年(1931)明治座初演。 佐伯幸三監督による映画の題名。昭和27年(1952)...