いな‐せ【否諾】
《「せ」は肯定の意》 1 不承知か承知か。諾否(だくひ)。「さあ、—の返事はいかに」〈咄・御前男・一〉 2 安否(あんぴ)。また、その知らせ。「—の便りもし給はぬは」〈浄・出世景清〉
いなり‐やま【稲荷山】
京都市伏見区、東山丘陵南端の山。標高239メートル。西麓に稲荷神社がある。[歌枕]「—みな見し人をすきずきに思ふ思ふと知らせてしかな」〈曽丹集〉
いもり‐の‐くろやき【井守の黒焼(き)】
ほれ薬の一。イモリの雌雄を焼いて粉末にしたもの。思う相手に知らせずに振りかけたり、酒に入れて飲ませたりすると、相手に恋心を起こさせる効果があるという。
いろ‐め・く【色めく】
[動カ五(四)] 1 その時節が来て色が美しくなる。華やかになる。「春になって公園の木々が—・く」 2 色っぽく見える。「ほんのりとほおを染めて—・いた風情」 3 緊張や興奮のために落ち着かない...
いわで‐の‐もり【磐手の森】
陸奥(むつ)・摂津・紀伊など各地で歌枕として詠まれた森。「言はで」を掛け詞(ことば)とするが、多くは詠まれた場所が不明。「君にしも秋を知らせぬ津の国の—をわが身ともがな」〈馬内侍集〉
インフォメーション‐プログラム【information program】
広く情報伝達を目的とした番組。ニュース・天気予報・交通情報などのほかに、放送局みずからの番組案内やお知らせも含む。
ウエディング‐ベル【wedding bell】
結婚式を知らせる教会の鐘。
うち‐わ【内輪】
[名・形動] 1 外部の者を交えないこと。うちうち。身内。「—で祝う」 2 外部には知らせない内部の事情。内幕(うちまく)。うちうら。「あれで—はだいぶ苦しいそうだ」 3 控えめなこと。特に、数...
うった・える【訴える】
[動ア下一][文]うった・ふ[ハ下二]《「うるた(訴)う」の音変化》 1 物事の善悪、正邪の判定を求めて裁判所などの機関に申し出る。申し立てる。告訴する。「警察に—・える」 2 有識者などに物事...
うら‐アカウント【裏アカウント】
SNSなどで、同一人物がもつ複数アカウントのうち、本アカウントとは別に作成したアカウント。友人や知人などに知らせず、匿名で使用するアカウントをさすことが多い。裏アカ。