し‐か【知客】
《唐音》禅寺で客を接待する役僧。
しった‐か‐ぶり【知ったか振り】
[名](スル)本当は知らないのに、いかにも知っているようなそぶりをすること。また、その人。知ったぶり。「つい—をしてしまう」 [補説]俗に「知ったか」ともいう。また、「知ったか振って解説する」「...
しった‐ぶり【知った振り】
「知ったか振り」に同じ。「—をして、おりおりはじしめられてもかいるのつらへ水なり」〈魯文・安愚楽鍋〉
知(し)らざあ言(い)って聞(き)かせやしょう
歌舞伎「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」(通称「白浪五人男」)第3幕、浜松屋店先の場で、弁天小僧が居直って正体を明かす長ぜりふの冒頭。
知(し)らざるを知(し)らずと為(な)す是(これ)知(し)るなり
《「論語」為政から》知らない事は、知らないと自覚すること、これが本当の知るということである。
知(し)らしむべからず
⇒由(よ)らしむべし知らしむべからず
しらし‐め・す【知らしめす】
[動サ四]《連語「し(知)らす」の連用形+尊敬の意の補助動詞「めす」。上代に用いられ、平安時代以降は、多く「しろしめす」に変化した》お治めになる。しろしめす。「天(あめ)の下—・しける皇祖(すめ...
しら・す【知らす】
[動サ五(四)]「知らせる」に同じ。「手紙で—・された」 [動サ下二]「しらせる」の文語形。
しら◦す【知らす/領らす】
[連語]《動詞「し(知)る」の未然形+上代の尊敬の助動詞「す」》「知る」の尊敬語。お治めになる。統治なさる。ご支配になる。「皇祖(すめろき)の神の命の御代重ね天(あめ)の日継(ひつぎ)と—◦し来...
しら‐ず【知らず/不知】
[連語] 1 (「…はしらず」の形で)問題にしないでおく、さておいてなどの意を表す。「明日は—、ともかく今日のことを考えよう」 2 (他の語の下に付いて)気にしないさま、それがないと思えるさまを...