知らす（しらす）とは？意味・読み方・使い方

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しら・す【知らす】
の解説

［動サ五（四）］「知らせる」に同じ。「手紙で—・された」

［動サ下二］「しらせる」の文語形。

しら◦す【知らす／^▽領らす】
の解説

［連語］《動詞「し（知）る」の未然形＋上代の尊敬の助動詞「す」》「知る」の尊敬語。お治めになる。統治なさる。ご支配になる。

「皇祖 (すめろき) の神の命の御代重ね天 (あめ) の日継 (ひつぎ) と—◦し来る君の御代御代」〈万・四〇九四〉

出典：デジタル大辞泉（小学館）

知らすの例文(7)

出典：青空文庫

･･･牧師が賛美歌の番号を知らすと、堂のすみから、ものものしい重い、低い･･･国木田独歩「あの時分」
･･･俗に虫が知らすというような心持ちで天主台の下に来て、「六さん！　六･･･国木田独歩「春の鳥」
･･･けれど、いつも無事を知らすばかりでべつに着京後の様子を告げない。ま･･･国木田独歩「非凡なる凡人」

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