せっ‐き【石基】
1 石の土台。いしずえ。 2 火成岩にみられる、斑晶を取り囲んでいる細粒の結晶やガラス質の部分。マグマが地表や地表近くで急激に冷えた際にできる。
せっき‐じだい【石器時代】
人類文化の最も古い段階で、主に石器を用い、金属器がまだ用いられなかった時代。更新世の旧石器時代、完新世の中石器時代・新石器時代に分けることもある。日本の石器時代は、旧石器時代(先土器時代)と縄文...
せっ‐きゅう【石級】
石の階段。石段。「この—は羅馬(ローマ)の乞児(かたい)の集まるところなり」〈鴎外訳・即興詩人〉
せっ‐きょう【石橋】
石造りの橋。いしばし。
せっ‐きょう【石経】
石に刻んだ経文。経典を後世に残すことを目的としたもので、中国の隋・唐代に流行。日本では福岡県宗像(むなかた)大社のものが有名。→せっけい(石経)
せっ‐きょう【石蜐】
カメノテの別名。
せっきょう‐ちょうきゅう【石鞏張弓】
⇒三平開胸(さんぺいかいきょう)
せっ‐くつ【石窟】
いわや。いわあな。
せっくつ‐じいん【石窟寺院】
仏像を、岩壁の岩をくりぬいてその中に安置したり、壁面に刻み出したりして寺院としたところ。インドのアジャンタや中国の雲崗(うんこう)・敦煌(とんこう)・竜門などが有名。石窟寺。
せっ‐けい【石径】
石の多い小道。石ころ道。