ぶっそく‐せき【仏足石】
釈迦の足の裏の形を表面に刻んだ石。インドの初期仏教では仏がそこにいることを示すしるしとして用いたが、のち礼拝の対象とされ、千輻輪(せんぷくりん)などの図が刻まれる。日本では奈良の薬師寺にあるもの...
ぶどう‐せき【葡萄石】
カルシウム・アルミニウムの含水珪酸塩(けいさんえん)鉱物。淡緑色・灰色ないし白色で、斜方晶系に属し、ふつう塊状、まれに板状結晶。多く、弱い変成作用を受けた堆積岩(たいせきがん)中にみられる。
ブルース‐せき【ブルース石】
水酸化マグネシウムの鉱物。六方晶系。六角板状または繊維状で、超塩基性岩、主に橄欖岩(かんらんがん)の岩脈に方解石・あられ石・苦灰石などと共産する。ブルーサイト。水滑石(すいかっせき)。化学式Mg...
プラスチック‐じしゃく【プラスチック磁石】
1 磁性材料そのものがプラスチックである磁石。磁性をもつ導電性高分子が用いられる。 2 ⇒ボンド磁石
プラセオジム‐じしゃく【プラセオジム磁石】
プラセオジム、コバルトを主成分とする永久磁石。希土類磁石の一で、錆びにくく、物理的な強度が強い。価格が高いため、ネオジム磁石に比べてあまり普及していない。
へいこう‐せき【平衡石】
平衡器官の中にある分泌物。カルシウムを含む粒で、前庭器官や平衡胞の中で感覚毛と接触することによって平衡感覚を生ずる。平衡砂。耳石。聴石。
へげ‐いし【剝げ石】
板状節理がよく発達して、平らに割れた石材。また、鉄平石や根府川(ねぶかわ)石のこと。
ヘッド‐いんせき【HED隕石】
エイコンドライトに属する隕石のグループ。母天体でなんらかの火成作用により分化したもの。小惑星ベスタの地殻に由来すると考えられている。地球の火成岩と似ているが、安定同位体比が異なる。HEDは、ホワ...
ベゾアール【bezoar】
「胃石2」に同じ。
ベルトラン‐せき【ベルトラン石】
ベリリウムの珪酸塩(けいさんえん)鉱物。斜方晶系に属し、薄板状・錘状の結晶を成す。無色・淡黄色でガラス光沢をもつ。ペグマタイト中に産出し、緑柱石に次ぐベリリウム資源として知られる。ベルトランダイト。