おかやま‐せき【岡山石】
平成10年(1998)、岡山県高梁(たかはし)市布賀で、松原聰(さとし)らが発見した鉱物。ケイ酸塩鉱物の一種。白色。正方晶系。結晶質石灰岩中に産する。学名オカヤマライト(okayamalite)...
おがみ‐いし【拝み石】
庭園を眺めたり礼拝したりする場所に置く平たい石。
おき‐いし【置(き)石】
1 趣を添えるために庭園などに置かれる石。 2 囲碁で、弱いほうが前もって二子(にし)以上の石を置くこと。また、その石。 3 鉄道のレールの上に置いた石。線路上に石を置くこと。「—事件」
おもし【重し/重石】
《形容詞「おも(重)し」の終止形から》 1 物を押さえつけるために置くもの。おし。「辞書を—にする」 2 人を押さえ鎮める力。また、その力をもっている人。「若輩で—がきかない」 3 秤(はかり)...
おん‐じゃく【温石】
軽石などを焼いて布などに包み、懐に入れたりしてからだをあたためるもの。焼き石。《季 冬》「草庵に—の暖唯一つ/虚子」
オーピー‐じしゃく【OP磁石】
磁鉄鉱Fe3O3と亜鉄酸コバルトCoO・Fe2O3からなる永久磁石。フェライトの一種。昭和7年(1932)、加藤与五郎と武井武が発明。保磁力が強く、耐衝撃性、耐酸性にすぐれるが、比較的もろい。
かい‐いし【貝石】
1 化石になった貝殻。 2 貝殻のついた石。
かい‐じゅうせき【灰重石】
カルシウムのタングステン酸塩鉱物。無色・白色・淡黄色などで透明、ガラス光沢があり、紫外線を当てると青色の蛍光を示す。錐状の結晶が普通。正方晶系。タングステンの主な鉱石。
かい‐せき【怪石】
形の変わった石。「奇岩—」
かい‐せき【懐石】
《温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に抱いて腹を温めるのと同じ程度に、腹中を温め一時の空腹をしのぐものの意》茶の湯の席で、茶をすすめる前に出す簡単な手料理。一汁三菜が一般的。茶懐石。懐石料理。