あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】
採掘によって陥没や地盤沈下などが生じそうな所を、採掘しないで柱状に残した鉱石。保安鉱柱。
あん‐たい【安泰】
[名・形動]無事でやすらかなこと。また、そのさま。安穏(あんのん)。平穏。「国家の—を願う」「此—な境遇に慣れて」〈漱石・彼岸過迄〉
アンダーソン【Johan Gunnar Andersson】
[1874〜1960]スウェーデンの地質学者・考古学者。中国で地質・古生物を研究し、周口店で北京原人の洞窟(どうくつ)遺跡を発見。仰韶(ぎょうしょう)遺跡で新石器時代の彩色土器を発掘。アンデルソン。
アンチマグネチック【antimagnetic】
時計などが磁石によって狂わないようにしてあること。
アンチモン【(ドイツ)Antimon】
窒素族元素の一。普通は銀白色の光沢ある金属。黄色・黒色の同素体があり、非金属的性質を示す。主要鉱石は輝安鉱。単体・化合物とも有毒。活字合金・半導体材料などに利用。元素記号Sb 原子番号51。原子...
あん‐ちょう【暗調】
調子や気分が暗い感じであること。また、絵画や写真のできばえが暗いこと。「彼の今の気分は…総体の上に一種の—を帯びていた」〈漱石・それから〉
アンテ【Anthe】
土星の第49衛星。2007年に発見。名の由来はギリシャ神話の女神。メトネなどと同様に、より小さな岩石とともに弧状の不完全な環を形成して土星を公転する。また、直径約1キロと極めて小さいため、近傍の...
アンテケラ【Antequera】
スペイン南部、アンダルシア州の都市。マラガの北約35キロメートルに位置する。南郊に広がるヨーロッパ有数のカルスト地形であるトルカル山地と、新石器時代のドルメンであるビエラ・メンガ・エルロメラルの...
アントファガスタ【Antofagasta】
チリ北部、太平洋岸に面する港湾都市。アントファガスタ州の州都。チリが硝石(しょうせき)資源をめぐり、ペルー‐ボリビア同盟との間で行った太平洋戦争に勝利した結果、1884年にボリビアから割譲された...
アンナバ【Annaba】
アルジェリア北東部の都市。旧称ボーヌ。地中海に面し、チュニジアとの国境近くに位置する。交通の要地で、フランス植民地時代より農産物や鉄鉱石の積出港として栄えた。商工業が盛ん。フェニキア時代に起源し...