ミグマ【(ギリシャ)migma】
高温度の変成作用により岩石が部分的に溶融して生じた、固体と液体の混合物。
ミグマタイト【migmatite】
変成岩と花崗岩(かこうがん)質マグマとが混じり合ってできた片麻岩状の岩石。変成岩の一部が溶融してできたものもある。混成岩。
み‐ざめ【見醒め】
長く見ているうちに趣が薄れること。次第に見劣りがすること。「ああ云う派出(はで)な着物は、…遠くから見て、—がしない」〈漱石・野分〉
みす‐おり【美簀織】
簾(すだれ)や襖(ふすま)を張るのに用いる紗(しゃ)。京都の西陣や福井・石川県などで産する。
みず‐きり【水切り】
[名](スル) 1 水分を取り去ること。また、そのための用具。「といだ米を—する」「—かご」 2 小石を水面に水平方向に投げ、石が水の上をはねて飛ぶのを楽しむ遊戯。 3 生け花で、水揚げの方法の...
みず‐しょう【水性】
1 水の性質。すいせい。 2 五行(ごぎょう)を人の生年月日などに当てはめ、その水の性を受けて生まれているとすること。また、その人。 3 女性の浮気な性質。「流石(さすが)は川竹の—なる」〈逍遥...
みず‐せっけん【水石鹸】
液状の石鹸。カリ石鹸の約15パーセント溶液が代表的。
みず‐ばなれ【水離れ/水放れ】
1 暖められて水が冷たくなくなること。「漸(ようや)く—のした茶釜の湯を」〈長塚・土〉 2 水面から離れること。また、水中から取り出すこと。「総じて鯉は—が大事ぢゃと申すに依って」〈虎寛狂・鱸庖...
みず‐メジャー【水メジャー】
上下水道事業を扱う国際的な巨大企業。影響力の大きさをメジャー(国際石油資本)になぞらえた語。
みず‐もち【水餅】
餅を水につけ、かびやひび割れを防いで保存すること。また、その餅。《季 冬》「—や渾沌(こんとん)として甕(かめ)の中/石鼎」