しょう‐は【照破】
[名](スル)仏が広大な智慧の光で無明(むみょう)の闇を明らかに照らすこと。「梵天の大光明が、…人天三界を—した」〈啄木・葬列〉
しょう‐は【翔破】
[名](スル)鳥や飛行機などが、かなり長い距離を飛びとおすこと。「パリまで無着陸で—する」
すい‐は【水破】
黒鷲(くろわし)の羽ではいだ鏑矢(かぶらや)。「—兵破(ひゃうは)の矢をもって、それがしに射付けしからは源氏の残党」〈浄・布引滝〉
すっぱ【素っ破/透っ波】
1 戦国時代、武家が野武士や野盗であった者を取りたてて使った間者。乱波(らっぱ)。忍びの者。 2 ぬすっと。すり。かたり。「それがしは京田舎走りまはって、かくれもなき—ぢゃ」〈虎清狂・禁野〉 3...
せいがいは【青海波】
(「清海波」「青海破」とも書く)雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で新楽の中曲。舞は二人舞で、舞姿は優美。「輪台(りんだい)」を序として引き続いて舞う。番舞(つがいまい)は「敷手」。 清元。...
せっ‐ぱ【説破】
[名](スル)ときふせること。言い負かすこと。「邪説を—する」
そう‐は【走破】
[名](スル)予定した距離を走りとおすこと。「ラリーの全行程を—する」
たい‐は【大破】
[名](スル) 1 物がひどくこわれること。また、ひどくこわすこと。「事故で車体が—する」→中破 →小破 2 相手をひどく打ち負かすこと。「エースを欠いた相手チームを—する」
だ‐は【打破】
[名](スル)《古くは「たは」とも》 1 攻撃して負かすこと。「強敵を—する」 2 束縛・抵抗・妨害などを取り除くこと。「因習を—する」
ちゅう‐は【中破】
[名](スル)中程度の破損。修理によって再び使用が可能になる程度の破損。「事故で車が—する」→大破 →小破