みがき【磨き/研き】
1 磨くこと。また、磨いて出した光沢。「床柱はまだまだ—が足りない」「靴—」「歯—」 2 修練してよりすぐれたものにすること。「芸によりいっそうの—を加える」
みがき‐あ・げる【磨き上げる】
[動ガ下一][文]みがきあ・ぐ[ガ下二] 1 磨いて仕上げをする。完全に磨く。「靴をピカピカに—・げる」 2 鍛練などで、よりすぐれた状態にする。「—・げられた職人の腕」
磨(みが)きが掛(か)か・る
磨いていっそう美しくなる。転じて、鍛錬の結果、よりすぐれたものになる。「投球術に—・る」
みがき‐こ【磨き粉】
物を磨くのに用いる粉。
みがき‐ずな【磨き砂】
金属製の器物を磨くのに用いる凝灰岩質の砂。歯磨き粉としても用いられた。
みがき‐た・てる【磨き立てる】
[動タ下一][文]みがきた・つ[タ下二] 1 念を入れて磨く。「—・てた床」 2 美しく身なりをよそおう。「—・てて外出する」
みがき‐ぼん【磨き盆】
7月7日または13日のこと。この日に仏具や食器を洗ったり磨いたりして、盂蘭盆(うらぼん)迎えの準備をする。膳洗い。お磨き。
みがき‐まるた【磨き丸太】
樹皮をはがしたままの丸太を、表面を滑らかに磨き上げたもの。床柱・丸桁(がぎょう)などに用いる。
磨(みが)きを掛(か)・ける
磨いていっそう美しくなるようにする。転じて、よりすぐれたものになるようにきたえる。「得意の英語に—・ける」