か‐しん【河神】
河を守る神。河伯(かはく)。
か‐しん【花神】
花をつかさどる神。花の精。
かすが‐だいみょうじん【春日大明神】
奈良の春日大社の祭神。
かすが‐みょうじん【春日明神】
⇒春日権現(ごんげん)
かすがりゅうじん【春日竜神】
謡曲。五番目物。栂尾(とがのお)の明恵(みょうえ)上人が渡唐のいとまごいに春日明神に参詣すると、明神が現れて入唐を戒める。
かぜ‐の‐かみ【風の神】
1 風をつかさどる神。風神(ふうじん)。 2 風邪をはやらせる疫病神。 3 江戸時代、風邪の疫病神を追い払うと称して門口に立ち、面をかぶり鉦(かね)や太鼓などを鳴らして金品をねだった者。かぜのか...
かつらぎ‐の‐かみ【葛城の神】
大和の葛城山に住むとされる神。一言主神(ひとことぬしのかみ)をいう。役(えん)の行者の命令で葛城山と金峰山(きんぶせん)との間に岩橋を架けることになったが、容貌(ようぼう)の醜いのを恥じ、夜しか...
かなやご‐がみ【金屋子神】
たたら師・鍛冶(かじ)屋など金属関係の業者が信仰する神。この神が中国山地に降臨して、たたら製鉄が始まったと伝えられる。
かま‐がみ【竈神】
「かまどがみ」に同じ。
かまど‐がみ【竈神】
かまどを守護する神。奥津日子命(おくつひこのみこと)と奥津比売命(おくつひめのみこと)の二神。のちに三宝荒神と混同されるようになった。かまがみ。かまのかみ。