じちん‐さい【地鎮祭】
土木・建築などの起工に先だち、その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式。とこしずめの祭り。土(つち)祭り。地祭り。地祝い。
じ‐びき【地引き/地曳き】
1 地引き網を引くこと。また、地引き網。 2 家屋などを建築するにあたり、地ならし・地突きの際に行う儀式。地曳き祭り。
じょう‐し【上巳】
五節句の一。陰暦3月の最初の巳(み)の日。のちに3月3日。古く、宮中ではこの日に曲水の宴が行われた。また、民間では女児の祝い日としてひな祭りをするようになった。桃の節句。ひなの節句。重三(ちょう...
じょうとう‐しき【上棟式】
家屋建造の際、棟木を上げるにあたり、大工の棟梁(とうりょう)などが神を祭り、新屋の安全を祈る儀式。棟上げ式。建前(たてまえ)。上棟祭。
じょう‐と‐うば【尉と姥】
能の衣装をつけた老夫婦が、熊手とほうきで松の落ち葉をかき寄せる姿。人形・絵画・彫刻などにされ、婚礼・ひな祭りなどの祝いに用いられる。謡曲の「高砂」に基づく。
じょうなんじ‐まつり【城南寺祭】
昔、城南寺で行われた祭礼。平安末期から鎌倉初期には盛大に行われ、競(くら)べ馬なども催された。のち、寺は荒廃し、祭りは真幡寸(まはたき)神社(現在の城南宮)の城南宮神幸祭として受け継がれた。城南...
じょう‐み【情味】
1 物のおもむき・おもしろみ。情趣。「—豊かな夏祭り」 2 やさしい心遣い。人間らしいあたたかみ。人情味。「—のあるもてなし」「—に欠ける人」
じん‐こん‐じき【神今食】
平安時代、宮廷の年中行事の一。陰暦6月・12月の11日に行われる月次祭(つきなみのまつり)の夜、神嘉殿に天照大神(あまてらすおおみかみ)を祭り、天皇がみずから火を改め、新たに飯を炊いて供え、みず...
じん‐じゃ【神社】
神道の神を祭り、祭祀(さいし)や参拝のための施設のある所。また、その建物。やしろ。おみや。
じんじゃ‐しんとう【神社神道】
その土地の神社を中心に、祭りその他の行事を通して氏子との地縁的な結びつきを基礎とする神道。→教派神道 →神道