あき‐ほ【秋穂】
秋の、実った稲穂。
あこう【赤穂】
兵庫県南西端の市。千種(ちくさ)川河口にある。もと浅野・森氏の城下町。赤穂義士ゆかりの史跡が多い。赤穂塩の産地。人口5.1万(2010)。
あわぼ‐ひえぼ【粟穂稗穂】
小正月行事の作り物の一。ヌルデの短い棒を削りかけにして粟穂に、そのままのものを稗穂に見立て、割り竹などに刺して門口・庭・畑などに飾り、豊作を祈るもの。
いっ‐すい【一穂】
1 1本の穂。 2 炎・煙などを穂に見立てていう語。「獄内には—の灯(ともしび)だも無ければ」〈鉄腸・南洋の大波瀾〉
いな‐ほ【稲穂】
1 《「いなぼ」とも》稲の穂。《季 秋》「草花と握り添へたる—かな/一茶」 2 紋所の名。稲の穂を図案化したもの。
うつお【靫/空穂】
⇒うつぼ(靫)
うつぼ【靫/空穂】
矢を納めて射手の腰や背につける細長い筒。ふつう竹製で漆塗り。上に毛皮や鳥毛・毛氈(もうせん)の類を張ったものもある。うつお。
おお‐つるぼ【大蔓穂】
キジカクシ科の多年草。葉は広線形で花茎の高さは20〜50センチ。5月頃、青紫色の円錐(えんすい)花序をつける。地中海沿岸地方の原産。シラーペルビアナ。
おち‐ぼ【落(ち)穂】
1 収穫したあとに落ちこぼれている稲・麦などの穂。《季 秋》「足跡のそこら数ある—かな/召波」 2 落ち葉。「—、松笠(まつかさ)など打ちけぶりたる草の庵(いほり)」〈奥の細道〉
かき‐ほ【垣穂】
垣根。垣。「山がつの—荒るともをりをりにあはれはかけよ撫子(なでしこ)の露」〈源・帚木〉