あん‐ぺい【安平】
［名・形動ナリ］《「あんべい」とも》 １ 安らかで穏やかなこと。また、そのさま。「四海の—、掌(たなごころ)の内に照らし」〈浄・吉野忠信〉 ２ むずかしくないこと。また、そのさま。安易。「さては...
インディアン‐サマー【Indian summer】
北米で、晩秋から初冬にかけての穏やかで暖かい日和(ひより)。小春日和。また、落ち着いた人生の晩年にたとえていう。
うみ‐かぜ【海風】
１ 海の風。海上を吹く風。 ２ 海岸地方で、日中、海から陸に向かって吹く風。穏やかな風で、海軟風ともいう。かいふう。⇔陸風(りくかぜ)。
海(うみ)波(なみ)を揚(あ)げず
《「韓詩外伝」五から》天下が治まって穏やかであることのたとえ。
うら‐うら
［副］ １ 日ざしが明るく穏やかなさま。「—とした春の一日」《季 春》 ２ 心ののどかなさま。「—とこそは御堂はおぼしめしけんを、浅く思ひて悪霊も出で来るなるべし」〈愚管抄・四〉
えん‐きょく【婉曲】
［形動］［文］［ナリ］言いまわしが穏やかでかど立たないさま。露骨でなく、遠まわしに言うさま。「申し出を—に断る」「—な表現」
エンドオブライフ‐ケア【end-of-life care】
病気や老いによって人生の終焉を迎える時期に提供される医療・看護・介護のこと。終末期医療に関する概念の一つ。疼痛(とうつう)や不安を和らげる緩和ケアに加えて、認知症や慢性疾患など幅広い疾患を対象に...
えん‐まん【円満】
［名・形動］ １ 物事のようすや人柄などが、調和がとれていて穏やかなこと。また、そのさま。「—な夫婦」「話が—に収まる」 ２ まるく満ちていること。特に、顔などが豊かで福々しいこと。また、そのさ...
おい‐らか
［形動ナリ］ １ 性格が、こせこせせずおっとりしているさま。穏やか。「対の君は、—なれど心深ければこそ」〈宇津保・楼上上〉 ２ 態度が素直でとげとげしくないさま。あっさりしているさま。「すべて人...
おさま・る【収まる／納まる】
［動ラ五（四）］《「治まる」と同語源》 １ 一定の範囲の中にきちんと入る。「押し入れに—・る」「予算の範囲に—・る」 ２ その場所に落ち着く。 ㋐受け入れられた状態になる。「食べた物が胃に—・る...
