あさ‐はら【朝腹】
1 朝食前の空腹。「—ノ事ナレバ吐却スレドモ」〈天草本伊曽保・イソポが生涯〉 2 早朝。あさっぱら。「なま年よって—から碁の打ちたさうな面(つら)な」〈咄・露がはなし・五〉 3 きわめてたやすい...
いじ・ける
[動カ下一] 1 恐怖や寒さなどで、ちぢこまって元気がなくなる。「空腹でからだが—・ける」 2 ひねくれて、すなおでなくなる。すねたようすをする。「—・けた性格」「—・けた態度」 3 伸び伸びと...
うえ【飢え/餓え/饑え】
1 飢えること。飢えた状態。空腹。飢餓。「—と寒さ」 2 望み求めているものが満たされない苦しみ。「心の—をいやす」
う・える【飢える/餓える/饑える】
[動ア下一][文]う・う[ワ下二] 1 食物がなくて空腹に苦しむ。ひどく腹が減る。「大飢饉(ききん)で多くの人が—・える」 2 望み求めている物事が得られないので、それを強く求める。「愛情に—・...
うった・える【訴える】
[動ア下一][文]うった・ふ[ハ下二]《「うるた(訴)う」の音変化》 1 物事の善悪、正邪の判定を求めて裁判所などの機関に申し出る。申し立てる。告訴する。「警察に—・える」 2 有識者などに物事...
エフ‐ビー‐エス【FBS】
《fasting blood sugar》空腹時血糖。糖尿病の検査では、まず空腹時の血糖値を測定する。
かい‐せき【懐石】
《温石(おんじゃく)を懐(ふところ)に抱いて腹を温めるのと同じ程度に、腹中を温め一時の空腹をしのぐものの意》茶の湯の席で、茶をすすめる前に出す簡単な手料理。一汁三菜が一般的。茶懐石。懐石料理。
かん・ずる【感ずる】
[動サ変][文]かん・ず[サ変] 1 外からの刺激のために、感覚器官にある感覚を起こす。「空腹を—・ずる」「暑さを—・ずる」 2 心の中にある種の気持ちを持つ。「うれしく—・ずる」「必要を—・ず...
が【餓】
[常用漢字] [音]ガ(呉)(漢) [訓]うえる かつえる 食物が乏しく、空腹のためひどく苦しむ。うえる。うえ。「餓鬼・餓死/飢餓・凍餓」
がき‐やみ【餓鬼病み】
食物がのどを通らないで、やせ細っていく病気。また、絶えず空腹感に苦しむ病気。「干鮭(からさけ)のやうな—」〈浄・車街道〉