たち‐つらな・る【立(ち)連なる】
[動ラ五(四)]並んで立つ。立ち並ぶ。「旅館が—・る温泉街」
たち‐づめ【立(ち)詰め】
長時間立ったままでいること。たちどおし。「満員電車の中を—で通う」「一日中—で作業する」
たち‐とお・す【立(ち)通す】
[動サ五(四)]最後まで立ったままでいる。終始立ちつづける。「席がなくて映画が終わるまで—・した」
たち‐ど【立ち所/立ち処】
1 立っている所。たちどころ。「五月山木の下やみにともす火は鹿の—のしるべなりけり」〈貫之集〉 2 物のあるべき所。置くべき所。「書きたるさま筆の—も知らぬやうなるに」〈浜松・五〉
たち‐どおし【立(ち)通し】
長い時間立ったままでいること。立ち詰め。「—で働く」
たち‐どころ【立ち所】
立っている所。たちど。「六波羅の門前には馬車の—もなくせきあひたるに」〈古活字本平治・上〉
たちどころ‐に【立(ち)所に】
[副]時を移さず、その場ですぐに実現するさま。たちまち。すぐさま。「どんな難題でも—解決してみせる」
たち‐どま・る【立(ち)止(ま)る/立(ち)留(ま)る】
[動ラ五(四)]《「たちとまる」とも》 1 歩くのをやめてその場に立つ。歩みを止める。「呼ばれて—・る」 2 他へ移らないで、そのままそこにとどまる。「思ひのままならむ人は今までも—・るべくやは...
たち‐なおり【立(ち)直り】
立ち直ること。もとのようになること。「景気の—が遅れる」
たち‐なお・る【立(ち)直る】
[動ラ五(四)] 1 倒れそうになったものが、もとに戻る。「よろめいたがすぐ—・った」 2 悪い状態から、もとの状態に戻る。「ショックから—・る」「相場が—・る」