たち‐のぼ・る【立(ち)上る】
[動ラ五(四)]煙などが空へ高く上がる。「噴煙が—・る」
たち‐のみ【立(ち)飲み】
[名](スル)立ったままで飲むこと。「酒屋で—する」
たちのみ‐や【立(ち)飲み屋】
カウンターのみで椅子がなく、立ったまま飲食する形態の酒場。
たち‐は【立ち端/起ち端】
1 立つべき機会。また、立ち去るしおどき。「殊のほかの大酒にて、—を忘れて候」〈伽・猿源氏〉 2 立つべき場所。「下駄が重なり合って足の—がねえだ」〈滑・浮世風呂・三〉
たち‐は【立(ち)葉】
蓮(はす)の葉や木の葉などの、1本の茎に支えられて立っているもの。「浮葉に露の玉動(ゆら)ぎ—に風の軟吹(そよふ)ける」〈露伴・五重塔〉
たち‐はし・る【立ち走る】
[動ラ四]《「たちばしる」とも》 1 立って走っていく。また、走り回る。「—・り叫び袖振りこいまろび」〈万・一七四〇〉 2 こまめに働く。「よめの発明者臥具とり片づけて、御手水(おてうづ)御膳よ...
たち‐はたら・く【立(ち)働く】
[動カ五(四)]こまめに動き回って働く。「朝からまめまめしく—・く」
たち‐はだか・る【立ちはだかる】
[動ラ五(四)] 1 手足を広げて、行く手をさえぎるように立つ。立ちふさがって、さえぎる。「出口に—・る」 2 大きな障害が行く手にあって邪魔をする。「険しい山が前方に—・る」「将来に—・る大きな壁」
たち‐はな・る【立ち離る】
[動ラ下二]隔たる。遠ざかる。「—・れて、さるべきことをも言ひやり」〈源・帚木〉
たち‐はばとび【立(ち)幅跳び】
踏み切り板の上に立ち、助走をしないで立ったまま両足をそろえて前方に跳び、その距離を競うもの。