りゅう‐てい【竜蹄】
すぐれた馬。駿馬(しゅんめ)。竜馬(りゅうめ)。りょうてい。「宣旨をかうぶり—をさしむけらる」〈浄・用明天王〉
りゅう‐てき【竜笛】
雅楽用の竹製の横笛。長さ約40センチ、内径約1.3センチ、指孔7個で、大きさ・音色とも神楽笛と高麗笛(こまぶえ)の中間。唐楽・催馬楽(さいばら)などに用いる。横笛(おうてき)。りょうてき。
りゅうてん‐じ【竜天寺】
《Chua Long Tien》⇒ロンティエン寺
りゅう‐とう【竜灯】
1 夜、海上に光が連なって見える現象。竜神が神仏にささげる灯火と言い伝えられるところからの名。不知火(しらぬい)。《季 秋》 2 神社に奉納する灯火。
りゅう‐とう【竜頭】
「りょうとう(竜頭)」に同じ。
りゅうとう‐き【竜灯鬼】
奈良興福寺所蔵の、天灯鬼と一対をなす彫像。寄せ木造り。着色。建保3年(1215)康弁作。胴体に竜がからみ、頭上に灯籠をのせる。
りゅうとう‐げきしゅ【竜頭鷁首】
⇒りょうとうげきしゅ(竜頭鷁首)
りょうとう‐げきしゅ【竜頭鷁首】
船首にそれぞれ竜の頭と鷁の首とを彫刻した二隻一対の船。平安時代、貴族が池や泉水などに浮かべ、管弦の遊びなどをするのに用いた。りゅうとうげきしゅ。りょうとうげきす。
りょうとう‐げきす【竜頭鷁首】
⇒りょうとうげきしゅ(竜頭鷁首)
りゅうとう‐だび【竜頭蛇尾】
《「碧巌録」一〇則から。頭は竜、尾は蛇のようである意》初めは勢いがよいが、終わりは振るわないこと。「鳴り物入りの公演も—に終わった」