とくぼくずいひつ【禿木随筆】
平田禿木の随筆集。昭和14年(1939)刊行。樋口一葉、夏目漱石、鳩山和夫といった作家や政治家のエピソード、英文学から日々の暮らしまで、さまざまな話題を取り上げる。
とめ‐ふで【留(め)筆】
1 手紙の終わり。文の結末。 2 書家や画家が、その師匠や主君から、随意に筆を執ることを禁じられること。また、その人。 3 歌舞伎の番付や看板に一座の俳優を列記するとき、一番最後に書かれる俳優。...
どう‐ひつ【同筆】
同一人の筆跡。
どく‐ひつ【毒筆】
人を傷つける目的で、悪意をもって書くこと。また、その文章。
ど‐ひつ【土筆】
1 「つくし」に当てた漢字「土筆」を音読みにした語。 2 ⇒焼き筆(ふで)
なか‐ふで【中筆】
⇒中軸(なかじく)
にく‐ひつ【肉筆】
印刷・複製などでなく、本人が実際に手で書くこと。また、そのもの。「—の手紙」
にょ‐ひつ【女筆】
女の筆跡。おんなで。じょひつ。「門柱に—指南の張り紙して」〈浮・一代女・二〉
ぬり‐ふで【塗(り)筆】
⇒平筆(ひらふで)
のう‐ひつ【能筆】
文字を書くのが上手なこと。また、その人。能書。