おおやけ‐ごと【公事】
1 朝廷の政務・儀式・行事など。公事(くじ)。「源氏の—知り給ふ筋ならねば」〈源・紅葉賀〉 2 朝廷への奉仕。租税を納め、賦役(ぶやく)に従うことなど。「武蔵国を預けとらせて、—もなさせじ」〈更...
お‐かったる・い
[形]《近世江戸語》十分でない。不足である。「百足(むかで)を後見(うしろみ)に頼んでも、まだ—・い」〈洒・二筋道〉
お‐かっぱ【御河童】
《河童の頭髪に似ているところから》少女の髪形。前髪を額に垂らし、横・後ろを首筋の辺りで切りそろえたもの。
お‐かん【悪寒】
発熱時などの、ぞくぞくとする寒け。「背筋に—が走る」
おさ‐らんま【筬欄間】
欄間の一。縦の桟を細かく多く入れ、横の桟を中央に三筋、上下に各一筋ほど入れたもの。
おし‐あ・てる【押(し)当てる】
[動タ下一][文]おしあ・つ[タ下二] 1 押しつけて、当てる。押しつける。「刀を首筋に—・てる」 2 矢を射るとき、目標にねらいをつける。「おもてに進みたる伊藤六がまん中に—・てて放ちたり」〈...
おし‐いだ・す【押し出だす】
[動サ四] 1 押して外のほうへ出す。「(櫛(くし)ノ箱ノ蓋(ふた)ニ)髪の、筋、裾つきいみじう美しきを綰(わ)げ入れて—・す」〈堤・このついで〉 2 出衣(いだしぎぬ)をする。押し出す。「衣(...
お‐しろい【白粉】
《お白い、の意。元来は女性語》顔や首筋などにつけて肌を色白に美しく見せるための化粧品。粉おしろい・水おしろい・練りおしろいなどがある。
お‐たっし【御達し】
1 上の者からの命令や指図。特に、官庁からの訓令・指令。「その筋の—により」 2 江戸時代、幕府から関係機関に発せられた法令や命令。→御触書(おふれがき)
おため‐すじ【御為筋】
商家などからみて、利益になる客筋。