こうとう‐きん【後頭筋】
後頭部の表層にある薄い筋肉。後頭骨の最上項線から起こり帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)に移行する。頭蓋表筋の一つで、帽状腱膜を後方へ引く。→前頭筋
こうとう‐けいれん【喉頭痙攣】
声帯付近の筋肉が痙攣(けいれん)し、一時的に呼吸ができなくなること。食物や異物による刺激・ストレス・溺水・麻酔下での気管挿管や抜管などが原因となる。
こうとうぜんとう‐きん【後頭前頭筋】
頭蓋冠を覆い、頭皮を前後方向に動かす筋肉。眉毛部から始まる前頭筋腹(前頭筋)と後頭部の最上項線から始まる後頭筋腹(後頭筋)が頭頂部を覆う帽状腱膜(ぼうじょうけんまく)でつながっている。→頭蓋表筋
こうはい‐きん【広背筋】
背中の下部および腰部と上腕骨とを結合している大きな筋肉。腕を後方に引きつける作用をする。闊背(かっぱい)筋。
こう‐ふくまく【後腹膜】
腹膜の外側のこと。腹腔の背側で、腹膜と背骨や背筋との間の領域をいい、腎臓・膵臓・脾臓・尿管・大動脈・下大静脈などがある。
こう‐ふん【興奮/昂奮/亢奮】
[名](スル) 1 感情が高ぶること。「—を静める」「—して口数が多くなる」「—状態」 2 生体またはその器官・組織が、内外の刺激に反応して、休止状態から急速に活動状態になること。特に、神経細胞...
こう‐ぼう【紅帽】
1 赤い色の帽子。あかぼう。 2 赤色の筋の入った旧近衛師団の制帽。
こうもん‐かつやくきん【肛門括約筋】
排便などに際して、肛門を広げたり縮めたりする筋。平滑筋の内肛門括約筋と、横紋筋の外肛門括約筋とからなる。
こうもん‐かん【肛門管】
直腸と肛門を結ぶ管。肛門を締めたときに締まる部分で、長さは約3〜4センチメートル。恥骨直腸筋が直腸に付着する部分(肛門直腸輪)から肛門の出口(肛門縁)までをいう。
こうもん‐きょきん【肛門挙筋】
肛門の周囲に位置する恥骨尾骨筋・腸骨尾骨筋・恥骨直腸筋の総称。骨盤底筋の一つで、骨盤隔膜を構成し、骨盤内臓を支持する。