とう‐ごま【唐独楽】
6〜9センチの竹筒の上下を板でふさぎ、竹の心棒を通したこま。胴に穴があり、回転すると風が入って鳴る。ごんごん独楽。
とう‐ぼうえんきょう【塔望遠鏡】
望遠鏡を塔内に垂直に固定し、塔上のシーロスタットにより太陽光を鏡筒に導く型の望遠鏡。太陽スペクトルなどの研究に使われる。
とうまる‐かご【唐丸籠】
1 唐丸1を入れて飼う、円筒形の竹籠。 2 《形が1に似るところから》江戸時代、罪人を護送するのに用いる、上を網でおおった竹駕籠(かご)。
とうやく‐りんどう【当薬竜胆】
リンドウ科の多年草。本州の中部以北の高山に自生。高さ8〜15センチ。葉は披針形。夏、筒状をし、淡黄色に緑色の点のある花が2、3個咲く。薬用にする。
とかげ【蜥蜴/蝘蜓/石竜子】
1 有鱗(ゆうりん)目スキンク科の爬虫(はちゅう)類。体長約20センチ。胴が円筒形で、体鱗(たいりん)は滑らか。体色は暗褐色で、縦縞がある。幼体は黒地に黄白色の縦縞が走り、尾は青色。尾は自切する...
ところてん‐つき【心太突き】
ところてんを細く突き出すための用具。長方形の箱型の筒で、一端に格子の網目があり、もう一端からところてんを入れて棒で突く。てんつき。
と‐こん【吐根】
アカネ科の常緑低木。高さ約80センチ。葉は楕円形で対生し、筒状の白い小花が密に集まって咲く。根を乾燥したものを吐剤とし、またアメーバ赤痢の特効薬とする。ブラジルの原産で、東南アジアで栽培。
とし‐ばい【年延い】
[名・形動ナリ] 1 「としばえ」に同じ。「ちゃうどお前の—で、格好もそのまま」〈浄・冥途の飛脚〉 2 年齢にふさわしい思慮分別があること。また、そのさま。「徳兵衛殿はこなたかと、—なる仁体なり...
とび‐うお【飛魚】
1 トビウオ科の海水魚。全長約35センチ。背中が銀青色、腹が白い。大きな胸びれ・腹びれを広げて海面上を飛ぶ。本州中部以南に分布。食用。ほんとび。あご。つばめうお。とんぼうお。とび。《季 夏》 2...
とび‐けら【飛螻蛄/石蚕】
トビケラ目の昆虫の総称。水辺にすみ、翅(はね)に細かい毛が密生し、多くは後ろ翅が幅広で、屋根形に畳み、ガに似る。完全変態。幼虫は水生で、いさごむし・ごみかつぎなどとよばれ、水草や小石で筒状の巣を...