や‐たて【矢立て】
1 矢を入れる道具。箙(えびら)・胡簶(やなぐい)の類。 2 「矢立ての硯(すずり)」の略。 3 携帯用の筆記用具。墨壺についた筒の中に筆を入れ、帯に差し込んだりして持ち歩く。
やっ‐きょう【薬莢】
銃砲の弾丸の発射薬を詰める円筒形の容器。底部に雷管がついている。
や‐づつ【矢筒】
矢を入れる筒。
やまぶき‐でっぽう【山吹鉄砲】
紙鉄砲に似た玩具で、細い竹筒の両端に山吹の髄を詰め、一方から棒で突くと、先端から音をたてて飛び出すもの。
ゆう‐がお【夕顔】
1 ウリ科の蔓性(つるせい)の一年草。茎が長く伸び、巻きひげで他に絡みつく。葉は浅く裂けた心臓形で互生する。夏の夕方、花びらが深く五つに裂けた白色の雄花と雌花とを開き、翌朝にはしぼむ。実が球状の...
ゆうそう‐どうぶつ【有爪動物】
動物界の一門。環形動物から節足動物に進化する中間に位置するとされる。体は円筒状で、体長約10センチ。神経節・腎管が体節的に並び、対をなす多数の脚の先に鉤(かぎ)状の爪がある。熱帯・亜熱帯の森林内...
ゆうびん‐しょかん【郵便書簡】
日本郵便株式会社が販売する封筒兼用の便箋(びんせん)。郵便料金を表す料額印面が印刷してある。通信文を書いた面を内側に折り畳み、封をする。第一種郵便物の一。ただし、重さ25グラムを超えると定形外郵...
ゆき‐まくり【雪捲り】
雪原に強風が吹きつけて雪面が薄くまくれ上がり、巻くように転がって円盤形または円筒形になる現象。庄内平野などでみられる。俵雪。雪俵。
ゆ‐ごて【弓籠手】
弓を射るとき、袖が弦(つる)に当たるのを防ぐために、左の手首から肩にかけておおう皮や絹布などで作った筒状の籠手(こて)。手纏(たま)き。射籠手(いごて)。弓射籠手。
ゆすら‐うめ【梅桃/英桃/桜桃/山桜桃】
バラ科の落葉低木。高さ約3メートル。葉は互生し、倒卵形で先がとがり、縁にぎざぎざがある。4月ごろ、葉より早く、白または淡紅色の5弁花が開く。実は丸く、6月ごろ赤く熟し、食べられる。中国の原産で、...