せ‐く【節供】
《「せっく」の促音の無表記》「せちく(節供)」に同じ。「五月五日になりて、—などいと清(けう)らに調(てう)じて」〈宇津保・忠こそ〉
せち‐く【節供】
節日(せちにち)に供える供御(くご)。元旦の膳(ぜん)、正月15日の七草粥(ななくさがゆ)、3月3日の草餅(くさもち)、5月5日の粽(ちまき)、7月7日の索餅(さくべい)、10月初めの亥(い)の...
せっ‐く【節句/節供】
《節日(せちにち)に食物を供する意》年間の節目となる年中行事およびその日。1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽(ちょうよう)など...
せっく‐せん【節句銭】
江戸時代、五節句や盆暮に、借家人が家主へつけ届けした金品。
せっく‐ばたらき【節句働き】
平生は怠けているのに、人々が休む節句に、ことさら忙しげに働くこと。「怠け者の—」