やすで【馬陸】
倍脚綱の節足動物の総称。体は細長くてムカデに似るが、一つの体節に二対の歩脚があり、体長2センチくらいのものが多い。朽ち木・落ち葉の下など湿った所にすみ、触ると渦巻き状になり臭気を放つ。キシャヤス...
やすま・せる【休ませる】
[動サ下一][文]やすま・す[サ下二] 1 休みを取らせる。休むようにさせる。「かぜで学校を—・せる」 2 負担を軽くする。「1時間に5分は目を—・せる」 3 一定の温度を保って、発酵や熟成の具...
や‐せい【野生】
[名](スル) 1 動植物が自然に山野で生育すること。「—の猿」「そら色の朝顔が—していた」〈寅彦・旅日記から〉 2 人が教育などによって整えられたりせず自然のままの状態で育つこと。
[代]...
やたら【矢鱈】
[形動][文][ナリ]根拠・節度がないさま。筋が通らないさま。めちゃくちゃ。むやみ。「—に買い込む」「—な事を言うもんじゃない」 →無闇(むやみ)[用法]
[副]
に同じ。「—(と)のどが乾...
や‐だけ【矢竹/箭竹】
1 矢の竹の部分。矢柄(やがら)。篦(の)。 2 (矢竹)イネ科の植物。山野に生え、茎は高さ約4メートル、直径約1センチで、節から枝を出し、先に披針形の葉を数枚つける。葉の裏面は白い。夏、緑色の...
やと‐びょう【野兎病】
野兎病菌によりノウサギ・ネズミ・リスなどの間で流行する病気。人間にも感染し、悪寒・発熱・関節痛・嘔吐(おうと)・リンパ節の腫(は)れなどの症状を呈する。大正時代に福島県の内科医の大原八郎が発見し...
やなぎ‐の‐かずら【柳の鬘】
柳の若枝で作った髪飾り。3月の節句に用いた。やなぎかつら。「鮮やかなる衣(きぬ)に、—つけなどして」〈たまきはる〉
やにょう‐しょう【夜尿症】
排尿の抑制を調節できる4歳以上で、睡眠中に無意識に尿をもらしてしまう状態。
や‐のう【野衲】
《「衲」は衲衣(のうえ)の意》 [名]田舎の僧。野僧。「山人—といへども」〈淡窓詩話〉
[代]一人称の人代名詞。僧が自分をへりくだっていう語。野僧。拙僧。愚僧。〈書言字考節用集〉
や‐ふ【八節/八編】
節が八つあること。垣などの結い目が八段になっていること。転じて、節や段がたくさんあること。また、そのもの。「臣(おみ)の子の—の柴垣(しばがき)下とよみ」〈武烈紀・歌謡〉