おり‐から【折柄】
1 ちょうどその時。折しも。副詞的にも用いる。「—の豪雨をついて出発」「—聞こえる祭り囃子(ばやし)」 2 (接続助詞的に用いる)…の時なので。…の時節だから。「天候不順の—」 3 その物事にふ...
おりしり‐がお【折知り顔】
その時節をよく知っていると言いたそうな顔つき、ようす。「垣の山茶花(さざんか)—に匂いて」〈一葉・われから〉
おり‐ふし【折節】
[名] 1 その時々。その場合場合。「—の思いを日記にしたためる」 2 季節。「—のあいさつ」
[副] 1 ちょうどその時。折しも。「窓の外を眺めると、—桜が満開で」 2 時々。時おり。時た...
おろし【下ろし/降ろし】
1 下ろすこと。下へ移すこと。「雪—」 2 役職・地位を下げたり、辞めさせたりすること。「総理—が本格化」 3 新しい品の使い始め。「仕立て—」 4 (「卸し」とも書く) ㋐大根・わさびなどをす...
おわら‐かぜのぼん【おわら風の盆】
富山市八尾(やつお)地区で、毎年9月1日から3日にかけて行われる行事。二百十日にあたる時期に風神鎮魂と豊作を願うもので、編み笠姿で越中おわら節に合わせ踊る。
おわら‐ぶし【おわら節】
⇒越中おわら節
尾張(おわり)名古屋(なごや)は城(しろ)で持(も)つ
江戸時代に流行した俗謡の一節。名古屋城を自慢したもので、「伊勢は津で持つ津は伊勢で持つ」に続く部分。尾張名古屋は新城(しんしろ)で持つ。
おん‐がな【音仮名】
万葉仮名のうち、字の意味とは無関係にその漢字の音を借りて日本語の音節にあてたもの。「島」を「志麻」、「時」を「登岐」と書く類。字音仮名。⇔訓仮名。
おんこちしんしょ【温故知新書】
室町後期の国語辞書。3巻。大伴広公著。文明16年(1484)成立。日本最古の五十音引き辞書。節用集と共通する語も多い。
オン‐シーズン
《(和)on+season》シーズン中。観光地などで、気候がよく大勢の人々が訪れてくる季節。⇔オフシーズン。 [補説]英語ではin season