しょう‐ぞく【晶簇】
「晶洞(しょうどう)」に同じ。
じょう‐ぞく【上蔟/上簇】
成熟した蚕を、繭を作らせるため、蔟(まぶし)に移し入れること。あがり。《季 夏》「炉火美しく—の夜に入るも/静塔」
そう【簇】
[音]ソウ(漢) ゾク(慣) [訓]むらがる 群がり集まる。「簇出・簇生」
そう‐そう【簇簇】
[ト・タル][文][形動タリ]群がり集まるさま。ぞくぞく。「この植物は、茎の先に、—として花をつけた」〈芥川・煙草と悪魔〉
ぞく‐ぞく【簇簇】
[ト・タル][文][形動タリ]「そうそう(簇簇)」の慣用読み。
たい‐そう【大簇/太簇】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より二律高い音。日本の十二律の平調(ひょうじょう)にあたる。 2 陰暦1月の異称。
ぞく【蔟/簇】
⇒まぶし(蔟)
むら【群/叢/簇】
むらがっていること。また、そのもの。むれ。多く、他の名詞に付けて用いる。「—すずめ」「草—」