なに‐ほど【何程】
(副詞的にも用いる) 1 どれほど。どのくらい。数量・程度についての疑問を表す。「資金は—必要ですか」 2 どんなに。いかに。程度の不定を表すことにより、その甚だしさを示す。「会うことを—楽しみ...
鍋尻(なべじり)を焼(や)・く
夫婦となって世帯を営む。「白人まはしの駕籠の者とひとつになって、辛き—・いて半分は嘘で浮世をわたりぬ」〈浮・娘気質・五〉
なみ‐つぎ【並継ぎ】
釣りの継ぎ竿の継ぎ目が普通の差し込みのもの。印籠(いんろう)継ぎなどに対していう。
なりあがり【成上がり】
狂言。鞍馬(くらま)へ参籠(さんろう)した主従が、詐欺師に太刀を竹棒とすり替えられる。太郎冠者は、太刀が竹に成り上がったのは瑞相(ずいそう)だと言いわけしてしかられる。
なれ‐そ・める【馴れ初める】
[動マ下一][文]なれそ・む[マ下二]親しくなりはじめる。男女が恋する仲となる。「此の源さまと—・めた所から、源さまは御勘当になりまして」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
にいがた‐こう【新潟港】
新潟県北部にある港。新潟市から北蒲原(きたかんばら)郡聖籠町(せいろうまち)にまたがり、管理者は新潟県。国際拠点港湾の一。日米修好通商条約により明治元年11月19日(1869年1月1日)開港。貿...
に‐の‐いた【二の板】
1 兜(かぶと)の錏(しころ)、鎧(よろい)の草摺(くさずり)、袖、栴檀(せんだん)の板などの、上から2枚目の板。 2 籠手(こて)の二の腕の表面に据える板。二の座盤(ざばん)。
にまい‐がた【二枚肩】
駕籠(かご)を二人でかつぐこと。また、その駕籠。「—にもえ乗らいで」〈松の葉・三〉
にょにん‐どう【女人堂】
女人禁制の地で、女性が参籠(さんろう)して読経や念仏をすることができるよう結界の外に設けられた堂。高野山のものが有名。
ぬく‐ぬく【温温】
[副](スル) 1 気持ちよくあたたかいさま。「部屋の中が—(と)してくる」 2 苦労や不自由がなく、満ち足りているさま。「裕福な家庭で—(と)育つ」 3 周囲を気にせず、ずうずうしく振る舞うさ...