こな【粉】
1 砕けて細かくなったもの。粉末。「木炭の—」 2 米や麦、ソバなどをひいて細かくしたもの。特に、小麦粉。「—をまぶす」
こな‐おしろい【粉白粉】
粉末状のおしろい。
こな‐おとし【粉落(と)し】
主に九州北部のラーメン店で、麺のゆで加減を表す語。ゆで時間が短く、打ち粉を落とすために湯通しするだけで、麺は極めて硬い。 [補説]多く硬い順に、粉落とし、針金、ばり硬、硬めなどと呼ぶ。
こな‐ぐすり【粉薬】
粉末状の薬。散薬。こぐすり。
こな‐ごな【粉粉】
[形動][文][ナリ]ごく細かに砕けるさま。こなみじん。「ガラスが—に割れる」
こな‐ざとう【粉砂糖】
純度の高いグラニュー糖などの砂糖を、細かくすりつぶしたもの。製菓材料としてデコレーションやアイシングに用いられる。粉糖。パウダーシュガー。
こな‐ずみ【粉炭】
木炭が砕けて細かくなったもの。《季 冬》「—のよく起きてゐる灰の中/立子」
こな‐せっけん【粉石鹸】
粉末状の石鹸。ソーダ石鹸を加熱乾燥し、粉砕して作る。洗濯用。
こな‐だに【粉蜱】
コナダニ科のダニの総称。体長0.2〜0.7ミリ、半透明の乳白色。小麦粉・チーズなどを食害し、畳床にも発生。ケナガコナダニなど。
こな‐ちゃ【粉茶】
緑茶をふるい分けたあとに残った粉状の茶。こちゃ。