粉(こな)をか・ける
女性を口説こうと、気軽に声をかけてみる。「ちょっと—・けてみる」
粉(こ)にな・る
からだを酷使して、疲れ切る。「浮世の用にせめられて、—・りさうだわな」〈洒・二筋道〉
こ‐ぬか【小糠/粉糠】
玄米を精白するとき、その表皮が細かく砕けてできる粉。ぬか。
小糠(こぬか)三合(さんごう)あるならば入(い)り婿(むこ)すな
男はわずかでも財産があるなら、他家へ入り婿せず、独立して一家を構えよ。男は自立の心構えを持つべきであることのたとえ。また、入り婿の苦労の多いことのたとえ。小糠三合持ったら養子に行くな。
こ‐はい【粉灰】
1 粉や灰のように粉々に砕け散ること。こなみじん。こっぱい。「二人が舎利も魂魄(たましい)も—にされて消し飛ばさるるは」〈露伴・五重塔〉 2 徹底的に手ひどく扱うこと。さんざん。「—ニ人ヲシカル...
こ‐はり【小張り/粉張り】
⇒白張(しらは)り1
こ‐ひき【粉引き】
成形した素地の上に白い泥土をつけ、上に透明な釉薬をかけた陶器。表面が柔らかく、色が変わりやすい。粉吹き。
こふき‐いも【粉吹き芋】
ゆでたジャガイモの表面の水分を蒸発させ、粉を吹かせたもの。
こふき‐こがね【粉吹金亀子】
甲虫目コガネムシ科の昆虫。体長は約3センチ。卵形で茶褐色。前翅(まえばね)は灰黄色の短毛で覆われ、粉を吹いたように見える。
こ‐みじん【粉微塵】
[名・形動]「こなみじん」に同じ。「波が—に砕け散る」