メリケン‐こ【メリケン粉】
小麦粉のこと。日本産のものをうどん粉というのに対し、アメリカ産の精製された白いものをいった。
もち‐とりこ【餅取(り)粉】
⇒取り粉
やき‐こ【焼(き)粉】
1 焼いて粉にしたもの。 2 耐火粘土を高熱で焼いて粉末としたもの。耐火煉瓦(れんが)・坩堝(るつぼ)などを作るのに用いる。
やすり‐ふん【鑢粉】
金・銀・錫(すず)などの地金をやすりでおろして細かい粉にしたもの。蒔絵(まきえ)などに用いる。
ゆ‐の‐こ【湯の子/湯の粉】
1 茶の湯で、懐石の終わりに出す練り湯に入れる焦げ飯や煎(い)り米。 2 釜底に焦げついた飯を粥(かゆ)にしたもの。「もはや—の便も切れ、露命すでに終らん事」〈浮・貧人太平記〉
らん‐ぷん【卵粉】
鶏卵の中身を乾燥して粉末にした食品。菓子の材料や料理に用いる。乾燥卵。
りん‐ぷん【鱗粉】
チョウ・ガなどの体や翅を覆う微小な細片。剛毛の変化したもので、水をはじき、光を反射する。
わらび‐こ【蕨粉】
ワラビの根茎からとったでんぷん。蕨餅(わらびもち)、蕨のりの材料。
わり‐こ【割(り)粉】
蕎麦(そば)を打つときなどに、蕎麦粉のつなぎとして混ぜる小麦粉。