ねん‐ちゅう【粘稠/黏稠】
[名・形動]ねばりけがあって濃いこと。また、そのさま。「—な液体」「—剤」
ねん‐とう【粘投】
[名](スル)野球で、投手が窮地をしのぎながら粘り強く投球すること。「ルーキーが—を見せる」
ねん‐ど【粘土】
岩石が風化や熱水作用によって分解してできた微細な粒子の集まり。地質学では粒径256分の1ミリ以下、土壌学では0.002ミリ以下をいう。水分を加えると粘着性と可塑性(かそせい)を示し、乾くと硬くな...
ねん‐ど【粘度】
1 流体の粘性。 2 粘性率。単位はパスカル秒・ニュートン秒毎平方メートルのほか、ポアズを用いる。
ねんど‐かく【粘土槨】
古墳の埋葬施設の一。木棺の周りを粘土の層で覆ったもの。古墳時代前期に成立した。
ねんど‐がん【粘土岩】
堆積(たいせき)岩の一。粘土が圧縮・脱水して固結したもの。
ねんど‐けい【粘度計】
粘性率を測定する計器。細管内を流れる量を測定して求める細管粘度計、流体中での小球の落下速度から求める落球粘度計、液体中で円板を振動させて粘性抵抗を測定する振動粘度計などがある。
ねんど‐こうぶつ【粘土鉱物】
粘土の主体をなす鉱物。カオリナイト・モンモリロナイトなどの含水珪酸塩(けいさんえん)が大部分で、風化作用や熱水変質でできる。
ねんど‐ざいく【粘土細工】
粘土でいろいろな物の形をこしらえること。また、こしらえたもの。
ねんど‐しつ【粘土質】
粘土を多く含んでいる、土壌の性質。