せいみつ‐ろか【精密濾過】
濾紙などでは濾過できない、コロイド粒子のような微細な粒子を濾過する方法の一。多孔性の高分子膜を使用し、粒の大きさが0.02〜10マイクロメートルのものを濾過する。→限外濾過 →超濾過
せい‐みょう【精妙】
[名・形動]極めて細かく巧みであること。また、そのさま。「—な仕組み」
せい‐めい【精明】
[名・形動]物事の道理に詳しくて明らかなこと。また、そのさま。「定断する事には、—の才を用うべし」〈中村訳・自由之理〉
せい‐めん【精綿】
綿花や繊維くずを梳綿機(そめんき)で打って、一定の長さの繊維の平行した綿を作ること。また、その綿。
精(せい)も根(こん)も尽(つ)き果(は)・てる
精力も根気もすっかり使い果たす。物事をする気力がすっかりなくなる。精根(せいこん)尽き果てる。「険しい登りが続いたので頂上に着いたときには—・てた」 [補説]「尽き果てる」を「枯れ果てる」「疲れ...
せい‐ゆ【精油】
植物から得られる芳香のある揮発性の油。樟脳(しょうのう)油・薄荷(はっか)油など。芳香油。
せい‐りき【精力】
1 「せいりょく(精力)」に同じ。〈日葡〉 2 物事に力を尽くすこと。尽力。骨折り。「和蘭人(おらんだじん)これを見て、その—に感じ」〈蘭学事始〉
せい‐りゅう【精留】
混合液体の蒸留のとき、すでに凝縮した液と続いて発生する蒸気とを接触させ、繰り返し蒸留して、分離をよくする操作。
せい‐りょう【精良】
[名・形動]すぐれてよいこと。また、そのさま。「—な製品」
せい‐りょく【精力】
精神や肉体の活動する力。仕事を成し遂げていく元気。「研究に—を注ぐ」「—剤」