よつめ‐や【四つ目屋】
江戸両国にあった薬屋。四つ目結(ゆい)を紋所とし、淫薬・淫具を専門に扱った。薬では長命丸が有名。
よつ‐めゆい【四つ目結】
文様・紋所の名。目結(めゆい)を4個組み合わせて、図案化したもの。
らん【蘭】
１ ラン科の単子葉植物の総称。約2万5000種が熱帯を中心に広く分布。地中に根をはる地生のほか着生・腐生もあり、ふつう多年草。花びら・萼(がく)とも3枚ずつで、1枚は形や色の変化した唇弁となり、...
らん‐ぎく【乱菊】
１ 長い花びらが入り乱れて咲いている菊の花。また、その模様。 ２ 紋所の名。1を図案化したもの。
りゅう【竜】
１ 想像上の動物。体は大きな蛇に似て、4本の足、2本の角、耳、ひげをもち、全身鱗(うろこ)に覆われている。多く水中にすみ、天に昇り雲を起こして雨を降らすという。中国では、鳳(ほう)・亀(き)・麟...
りゅう‐ご【輪鼓／輪子】
１ 鼓(つづみ)のように、胴の中ほどがくびれた形。 ２ 平安時代の散楽の曲芸で、1のような形をしたもののくびれた部分に緒を巻きつけ、回しながら投げ上げたり、受け取ったりするもの。 ３ 紡績具で、...
りん‐どう【竜胆】
１ リンドウ科の多年草。山野に生え、高さ20〜60センチ。葉は先のとがった楕円形で3本の脈が目立ち、対生する。秋、青紫色の鐘状の花を数個上向きに開く。根・根茎に苦味成分を含み、漢方では干したもの...
れん‐ぜん【連銭】
《「れんせん」とも》銭(ぜに)を並べた形の文様や紋所。
ろくもん‐せん【六文銭】
紋所の名。一文銭を3個ずつ横2列に並べた形のもの。信州上田の真田(さなだ)氏の紋として有名。六連銭。
わ【輪／環】
１ 曲げて円形にしたもの。また、円い輪郭。環(かん)。「鳥が—を描いて飛ぶ」「指—」「花—」 ２ 軸について回転し、車を進めるための円形の具。車輪。「荷車の—が外れる」 ３ 桶(おけ)などのたが...
