うま‐ぎぬ【馬衣】
1 馬の背に着せる布。多く、紺または萌黄(もえぎ)などの布に、持ち主の定紋(じょうもん)を染め抜いた。 2 時宗の僧などが着用した葛(くず)や麻の繊維で粗く織った衣。
うまのお‐ばち【馬の尾蜂】
コマユバチ科のハチ。体長2センチくらい。体は黄赤色で翅(はね)に暗褐色の斑紋がある。雌は約15センチもある産卵管をもち、樹幹の中にすむシロスジカミキリの幼虫に卵を産みつける。ばびほう。
うまのり‐ばおり【馬乗り羽織】
江戸時代、武士が着た羽織の一。刀を差し、馬上で行動しやすいように背縫いの下方に馬乗り3が開けてある。無地か小紋の紋付で両脇に襠(まち)がない。打(ぶ)っ裂き羽織。背割り羽織。
うみ‐ばと【海鳩】
ウミスズメ科の海鳥。全長33センチくらい。翼に大きな白紋のあるほかは全身黒色。冬羽は全身灰色となる。足は赤い。北太平洋に分布。冬に北海道沿岸などで少数がみられる。
うめ‐ばち【梅鉢】
紋所の名。一重の梅の花を正面から見た形を図案化したもの。剣梅鉢・星梅鉢などの種類がある。
う‐もん【有紋】
1 衣服や帯などに紋のあるもの。⇔無紋。 2 能楽で、正しい作法にのっとって行儀よく演じること。⇔無紋。
うら‐うめ【裏梅】
1 「梅3」に同じ。 2 紋所の名。梅の花の裏面を図案化したもの。
うら‐ぎく【裏菊】
菊の花を裏から見た形の図案。紋所・衣服の模様、鎧(よろい)の飾り金具などに用いる。
うら‐もん【裏紋】
「替え紋」に同じ。⇔表紋。
うり【瓜】
1 ウリ科の植物のうち、実を食用にするものの総称。キュウリ・シロウリ・スイカ・メロン・カボチャなどで、特にマクワウリをいう。《季 夏》「葉がくれの—と寝ころぶ子猫かな/一茶」 2 ウリ科の双子葉...