きん‐し【金紙】
1 「きんがみ(金紙)1」に同じ。 2 「金札(きんさつ)4」に同じ。
ぎかく‐し【擬革紙】
じょうぶな紙の表面に塗被加工をし、型付けなどの特殊な仕上げをして革に似せて作った紙。書籍の表紙や家具などに用いる。レザーペーパー。
ぎょうかい‐し【業界紙】
特定の業界に関する報道を専業とする新聞。業界新聞。
ぎ‐ようひし【擬羊皮紙】
⇒硫酸紙
ぎん‐がみ【銀紙】
1 銀粉や銀箔(ぎんぱく)を押したり、銀色の塗料を塗ったりした紙。銀色の紙。ぎんし。 2 銀色の金属を薄く紙のようにのばしたもの。
くさ‐ぞうし【草双紙】
江戸中期以降に流行した大衆的な絵入り小説本の総称。各ページに挿絵があり、多くは平仮名で書かれた。ふつう、大半紙半截(はんせつ)二つ折り、1巻1冊5丁(10ページ)で数冊を1部とする。表紙の色によ...
くず‐かみ【屑紙】
不用になった紙。紙屑。
くず‐がみ【国栖紙】
奈良県の国栖地方で産する和紙。コウゾで漉(す)いた厚紙で、表具などに用いる。
くび‐かみ【首上/頸上/頸紙】
袍(ほう)・狩衣(かりぎぬ)・水干などの盤領(まるえり)の首の周りに沿って取り付けた部分。上前(うわまえ)の端に結び玉を作った紐(ひも)をつけ、下前につけた羂(わな)にかけるのを例とする。
くまの‐かいし【熊野懐紙】
鎌倉初期、後鳥羽上皇の熊野行幸に際して催された歌会で書かれた和歌の懐紙。三十数枚が残存し、当時の代表的歌人の仮名筆跡を多く含む。