いのり‐あ・げる【祈り上げる】
[動ガ下一][文]いのりあ・ぐ[ガ下二]「祈る」の謙譲語。多く手紙文に用いられる。「御自愛なさいますよう—・げます」
イパチンガ【Ipatinga】
ブラジル南東部、ミナスジェライス州の都市。州都ベロオリゾンテの北東約150キロメートルに位置する。1958年に日伯合弁のウジミナス製鉄所が建設され、同国における製鉄業の中心地の一つとなった。また...
イミテーション‐アートし【イミテーションアート紙】
パルプに多量の白土を配合して作った強い光沢をもつ印刷用紙。不透明で網凸版の印刷に適する。
いも‐ばん【芋版】
サツマイモなどを輪切りにした面に、文字や図案を彫りつけた版。絵の具や墨を塗って紙や布に押す。
いもん‐ぶくろ【慰問袋】
出征軍人などの慰問のために手紙・日用品・娯楽品などを入れた袋。
いよし
女性が手紙の最後に用いた語。いよいよ。ますます。いよよ。「袖(そで)から渡す一結び片仮名のより五大力、—とまではほの見ゆる」〈浄・三世相〉 [補説]「いよ〱」の反復記号「〱」を「し」に誤った語と...
いよし‐ごげん【いよし御見】
近世、遊女などが手紙に用いた語。きっとお目にかかりたい、の意。いよよ御見。「飽(あ)かぬ別れのあしたより、日ぶみ、血文の付け届け、—と書いたるは」〈浄・女腹切〉
いよ‐ほうしょ【伊予奉書】
伊予国で作られた奉書紙。主として浮世絵・扇などに用いた。
いよ‐まさがみ【伊予柾紙】
伊予国で作られた柾紙。越前産に次ぐ良質紙とされ、浮世絵用紙として需要が多かった。伊予柾。
いよみしま【伊予三島】
愛媛県東部にあった市。燧灘(ひうちなだ)に面し、製紙工業が盛んであった。平成16年(2004)川之江市、新宮(しんぐう)村、土居(どい)町と合併して四国中央市となる。→四国中央